☆☆ 待ちかねた来会者 ☆☆

 

足には蛆虫がわき 動く気力もなかったY田さん。
「腐った足と救急車」でも記したように 救急車にさえ見捨てられ
道の脇に転がって 「もう死んでしまいたい」といってた彼が
いつか神様のみもとに来ようとする日を みんなずっと待ち望んでいました。

その彼が先日 初めて 自分の意志で教会に来ました!
そのきっかけは 寿町に住む ある兄弟 S藤さんの行いでした。

S藤さんは Y田さんをおぶって なけなしのお金をはたいて 銭湯に連れていってあげました。
Y田さんのズボンをおろすと ものすごい悪臭を放ったそうです。
長い間 何をする気力もなく 垂れ流し状態だったY田さんの下半身には 排泄物の固まりがこびりついていたのです。
S藤さんは 番頭さんや周りの人たちから 冷たい視線を浴びながらも
Y田さんを ていねいに きれいに洗ってあげたそうです。

Y田さんは S藤さんを通して キリストの愛をみたのでしょうか。
それから 教会にやってきました。

そして 同時に なんと、これまで受けられなかった福祉の援助を受けられる道が開かれたのです!

 

本当に 教会は Y田さんのような方が救われるための場所なのです。

そして S藤さんのように キリストから受けた愛が 周りへ溢れ出すよう
誰もが変えられる 素晴らしい 神の宮なのです。

 

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