***** 与えられた場所に忠実に (2007年8月) *****
 

皆様、こんにちは。いかがお過ごしですか。
8月の日本は極暑でしたね・・・
私は実は今エチオピアにいます。2007年9月12日はエチオピア暦でミレニアムのお正月。人生で二度目のミレニアムのお正月を楽しんでいます。
今月中に、ウガンダを経由して働きを見せてもらってから、またいったん日本に戻る予定で、今は慌しい日々です。
 

■ 今月の活動と報告 ■

1.離れてみると見えること

 8月は東京事務所の働きのうち、活動国の基本情報を取りまとめを行いました。
その過程で、例えば同じ支援国でもアフリカと中南米では5歳以下の子どもの死亡率のレベルが全然違うことや、アフリカのそれぞれの国が内戦のような事情を抱えていてもその特性が全然違うことなど、これまできちんと把握していなかったことを知り、それを踏まえてエチオピアの状況・アプローチを見つめなおす良い機会となりました。
 大きな渦の中で人々と一緒にもがきながらアフリカに居ることも大切ですが、このように一歩離れてみてこそ見えること、わかることもたくさんあり、感謝です。

2.与えられた場所に忠実に

 お盆期間に、私の教会の所属する日本同盟キリスト教団が主催する大会がありました。JIFHもそこでブースを出展し、私はブース担当者として部分参加致しました。そこで支援者の方々や友人たちに会うことができ、とても励まされました。
 また、集会のメッセージでは、聖書に出てくるヨセフという人物の人生に焦点をあてられたのですが、「ヨセフは兄弟に欺かれて売られても、召使の立場でも牢屋の中でも、王に仕える第一人者となっても、状況に左右されず与えられた場所に忠実に生きた」という話がありました。
私自身、今年は殊更波乱万丈な年になっていますが、自分で今年の目標として挙げた「与えられた状況に忠実に」ということを改めて吟味し、考えさせられています。


お正月料理としてほふられるために買われて縛られる羊(9月の写真ですが・・・)

 ■ 覚えて欲しいこと(お祈りの課題) ■

● エチオピア・ウガンダの出張期間、特に健康状態が守られ、働きが祝福されますように。今後現場への完全復帰まですべてが最善に導かれますように。
● アジスアベバプロジェクトが良き働きへと展開していきますように
● ジジガの孤児・養育者・地域の人たち皆の祝福に満ちた更なる導き。ソマリア情勢、イスラム教徒とキリスト教徒の関係回復のため
● 高橋ゆかりスタッフ、日本にいる家族が皆、霊肉共に守られ支えられますように
 
 皆様お一人ひとり、異なる場所・状況が与えられている中で、皆様の忠実な歩みが大いに祝福され続けますように。
 心から祈りつつ

痛みある人たちにこそ (2007年9月)

** 平安をあなたに **

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