***** ウガンダ初訪問 (2006年8月) *****
皆様、こんにちは。いかがお過ごしですか。
私は8月10日〜30日をウガンダで過ごしました。実は30日にスリに遭ったのですが、パスポートや航空券などは無事で、予定通りエチオピアに帰国して、ほっと一息つくことができました。現金程度の被害で済み、身の安全が守られて今日の日があることに改めて感謝しています。
■ 今月の活動と報告 ■
1.ウガンダ視察
ウガンダに着いて驚いたのは、同じアフリカなのにエチオピアと違っていろんなモノがあること!街の雰囲気も文化もだいぶ異なり、ちょっとカルチャーショックを受けました。ウガンダへ行ったのは、IFHのワークキャンプのお手伝いをするためでしたが、その前にFHIウガンダのプログラムをいくつか見させていただけました。
クミという地では世界里親会(*)の支援を始めたところ、40人中6人の子どもが一年の内に亡くなり、エイズの問題が明らかになって、エイズプログラムも始めたとのこと。里親会とエイズプログラム、異なる2つの働きが片方だけだとなかなか手が届かない部分を補いあいながら、総合的な地域開発が進んでいました。また、FHIウガンダではどこの事務所に行っても、FHIの掲げる「共同体のビジョン」が目の前に掲げてありました。自分たちの向かうべき形をいつも目の前においていること。これが彼らの働きの良い実りの原因ではないかと感じました。私も、ただやみくもに働くのでなく、いつもこのようにビジョンに照らし合わせ、あるべき形を見直しながらこれからの働きを進めていきたいものです。
(*世界里親会とは、FHIを通して里親となった個人・団体が必要のある国の子を里子とし、相互交流を深めながら子どもたちの全人格的成長に支える働きです。)
里子に会いに来た里親さん。たくさんの子たちの中から 里子を発見
チョガ地域の大人・子どもたちと参加者たち。ワーク中敷きおわったコンクリートの上で
■ 覚えて欲しいこと(お祈りの課題) ■
● ウガンダ・チョガの子たち、大人たちおよびワークキャンプ参加者の方々が今回の経験を力とし、更に豊かに歩んでいけますように
● ジジガ・HIV/エイズプログラムと私自身の関わり方が、地域の真の必要に届いていけますように
● 9月中に、ジジガでの適切な住居と礼拝教会が与えられますように
● 高橋ゆかりスタッフと私、および日本にいる家族の健康が、霊肉共に支えられますように
● ディレダワの洪水被災者の方々の心身共の回復、二次災害からの守りのため
9月11日はエチオピア暦のお正月。私はエチオピアの新年明けから、基本的にジジガで働き、生活する日々へと変化するため、気分一新で進み出よう!という気分です。
でも、本当はどんな日もすべてが未知との出会いの新しい日。日本や他国にいらっしゃる皆様各々にとっても新たな一日一時が、9月も更に豊かに祝福され、導かれていきますように。