***** 感謝!労働許可が降りました (2006年6月) *****
 

皆様、こんにちは。日本は梅雨の合間で暑いでしょうか。
エチオピアはアフリカで赤道も近いからさぞかし暑い、と思いきや、現在雨期のアジスアベバは、セーターを着ても寒い時があります。
実際ここに来ないと知ることのない現実もあることを、天気一つを通しても体験しています。


■ 今月の活動と報告 ■

1.感謝報告1:労働許可取得

 長く覚えていただいていた労働許可が与えられました。
その背後でどんなに多くの方々が多大な労を割いて下さったことか・・・
言葉で到底表しきれませんが、こうして語学実習という準備期間中に、働きへの扉が開かれ、本当に感謝です。


コーヒーセレモニー: エチオピア人はこのように豆を炒るところからじっくりコーヒーを楽しむ
プレゼントされたエチオピアの民族衣装を身にまとって、ちょっと真似事
 
 

2.感謝報告2:「エチオピアの風を感じる集い」の祝福

 6月3日(土)に所沢にて開催されました「エチオピアの風を感じる集い」には、1600名以上の方がいらっしゃり、多くの方にエチオピアの風を全身に感じていただく祝福の時となりました。
このイベントを通して働きがより良く理解され、様々な形での同労者が起こされるよう、覚えてご協力下さった皆様に心から感謝いたします。


森田哲也スタッフ、ゴスペルシンガーでJIFH親善大使の上原令子さんと劇スタッフによるトーク
 

3.ゴンダールプロジェクト視察

 エチオピアでは木を伐採しすぎて、もともと国土の60%を占めていた森林が4%にまで減少してしまいました。
そのため肥沃な土が雨で流れて土地がやせて充分作物がとれなくなったり、水分を保持できないために洪水・旱魃など異常気象が起こったりしています。
その典型例とも言える、上記イベントの劇の舞台にもなったエチオピア北部・ゴンダールのプロジェクトを視察させていただきました。
私自身は直接このプロジェクトに携わる可能性はなさそうですが、ここで見て学んだこと、感じ考えたことを、今後の働き一つ一つに生かしていきたいものです。



上記劇の舞台になったゴンダールにて: 食料配布場に押し寄せる人々


石を積んで土が流れるのを防いでから、現金収入になる作物や農作物を植える
 
 

4.語学実習の終了、具体的な働き開始

 アムハラ語の語学研修は7月14日(金)で終わり、それ以降はこの言語を用いて、ジジガのHIV/エイズプログラムを中心に、具体的な働きを始めていきます。
ジジガは、多くの住民の性的モラルが低く、その結果エイズの蔓延で(モラルが低くない孤児や伴侶も共に)大きな痛みを負っています。
この地の問題が根本から解決されていきますように、どうか引き続き覚え、共に労して下さい。


 ■ 覚えて欲しいこと(お祈りの課題) ■

● 残るアムハラ語の学びが守られ、この言語を用いてエチオピアでの働きに仕えていけるように
● FHIエチオピアのプログラム、特にジジガのHIV/エイズプログラムの最善の導きのため
● 高橋ゆかりスタッフ(サシガにて生活改善プロジェクトに従事)、今夏より留学して学びを深められる森田哲也スタッフおよび私、また日本にいる家族の健康が、霊肉共に支えられるように

 遠くにあってこの働きを覚えてくださっている皆様お一人ひとりもまた、全人格的に健やかに日々豊かに生かされていけますように。

心から祈りつつ

※ セラム! (支援者向け公式レター 1号) ※

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ジジガへ向けて はじめの一歩  (2006年7月)

** 平安をあなたに **

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