☆☆ はじめての寿町 ☆☆

 

佐藤師は、まず電話で話すと快く計画に乗ってくださり
「一度教会にいらしてください。」と言われました。
もちろんそのつもりだったのですが、やっぱり正直ちょっと恐い。

すると、目黒教会の伝道師と 宣教師になるため献身に備えている友人が
一緒に行きたい、と言ってくれて、女3人で初めて 寿町の伝道礼拝に行く事になりました。

教会は石川町駅の近くですが、ある道の先から突然空気が重くなりました。
歩いている人たちもふらふらしてて焦点が定まっていない。
明かりも少ないこの一帯、ここが「寿町」なんだと気づきました。

でも能天気な3人は「教会どこだろうねぇ。」「上に赤い十字架が見えるってよ。」
でかい声でしゃべりながら歩いていくと、そのビルがありました。
その時突然、通りがけの人が「6Fだよ!」と叫びました。

街並みを歩いてて道に迷っても、声をかけてくれる人ってなかなかいないもの。
びっくりしながらも「ありがとう!」とみんなで言って、上に行きました。

礼拝では30分も賛美をし続け、メッセージは短くわかりやすく、
そして何より牧師もみんなも慣れない私たちを暖かく迎えてくださりました。

そんなわけで、私の寿町の第一印象は「あったかい街」でした。
ここに来ると通りがけにいろんな人が話してくる。
車を停める時には、近くにいる人が後ろを見ててくれて、
「ねーちゃん、うまいねぇ。」なんて言われたりもして。
「あったかい街」という寿町の印象は、今も変わっていません。

 

 NEXT(びっくり!求めれば与えられるんだ!)

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